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薫物屋のきまぐれ その137【梅は咲いたか~桜はまだかいな・・・・】

 紀伊半島では、梅の開花がピークを過ぎ、梅の木にはちらほらと花ビラが残るばかりです
薫物屋の商品製造及び出荷を行っている和歌山オフィスは小高い丘にあり、会社裏には地元の農家の方の畑に一面梅の木が植えられています。 そんなこんな《梅》ですが、梅はそもそも日本のものではなく、古く中国からもたらされたもののようです。

 平安の貴族たちは、唐渡りの梅をたいそう珍重したようで、平安貴族文化の中には梅に関する事柄が多く登場します。例えば、当時唐渡りの梅の木が植えてある家は高貴な家柄とみなされ、庭に梅がある家かどうか?で家格を判断したとも・・・・・。
したがって、平安貴族が嗜んだお香の世界にも梅に関する事柄が多く登場し、かの有名な《六種の薫物(むくさのたきもの)》の中にも春に用いる薫物として【梅花】が登場します。
この梅花の香りは「むめ(梅)の花のような・・・」と例えられます。

 また、古書には薫物の調合の中に「梅の花のしべ」や「仁」を入れるだとか、梅の木を炭にして「香炭」に用いるなど尽く梅を重宝しています。


 今や、梅といえば健康食品として食されるのがメインで、【桜】の花見のように、梅の花見に行くのはそれほどメジャーなものではないですね。


 梅が終われば、桜と春はそこまで来ています。
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薫物屋香楽

Author:薫物屋香楽
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